ウォーターフォード紙と仲良しの生徒さん

2026.03.06
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私の生徒さんの中で、とてもウォーターフォード紙と仲の良い方がいます。

ウォーターフォードは素晴らしい水彩紙です。

前に紙を比べたブログに書いた通り、いろいろな技法に耐えてくれる紙で、多くの水彩画家が使用しています。

水彩ですので何度も水をかけたりすると紙がもろもろとなってしまい、水彩の発色が美しくなくなったり、

下の色をはいでしまったりとトラブルの多い水彩画なのですが、ウォーターフォードは、それをうまく表現させてくれる紙です。

ですが、素人の方には難しい紙かなと思うところもあります。

絵具をのせて自然乾燥させると、全く絵具が動かないので、修正が難しく、失敗が許されない厳しさを持つ紙でもあります。

かくいう私も大きな水彩画作品の依頼を受けた時はどの紙を使うのか悩みます。

アルシュ紙の中で1番大きなサイズ(460×610)のスケッチブックよりも大きな絵の場合、

全紙(788×1091)の紙を1枚ずつ購入する時は、かならずウォーターフォードとホワイトワトソンを購入します。

修正はしづらいのですが、いろんな技法で表現できるウォーターフォードを使うか、

技法に少し制限があるけれど、もしもの場合に修正がしやすいホワイトワトソンを使うか。

モチーフによって(自信のあるモチーフによって)どちらかの紙で制作をします。

(ここだけの話ですが、ちょっと自信がない時はホワイトワトソンを使っています。)

ところが、私の生徒さんの一人にウォーターフォードを本当に上手に使う方がいます。

いつも感心して制作風景を見ています。

何度も重ねながら色を作っていき、美しい作品に仕上げます。

何度も重ねるので画面がマットな感じになり、透明水彩絵具の新たな可能性をその作品から感じるのです。

彼女を見て思うのは、「そうか…仲良しなんだ…」

そうだ、私も仲良しになろう。

さっそく50Fのボードに水張りしたウォーターフォード。

何を描こうかとワクワクしながら、毎日白いウォーターフォードをながめています。。。

画家 田嶋香里

画家 田嶋香里

現在は京都府宇治市にて制作、講師活動を行う。
京都造形芸術大学卒業、絵画造形教室講師30年以上、保母資格取得、幼児教育講師の経験後、幼少絵画教室を開室現在は幼少からお年寄り、美大受験生、障害のある子供達と幅広く指導、幼稚園講師研修会の講演
制作者としての活動は個展、グループ展多数開催

近年の活動

2018
寺山修司画集 「時をめぐる幻想」(出版社:東京出版)「猫時計」の挿絵を行う
2019
大丸梅田にて絵画展示販売
京阪百貨店にて展示発表
よみうりカルチャー講師
NHK文化センター講師
2020
大丸梅田にて絵画展示販売
近鉄文化サロン講師(あべのハルカス・ならファミリー)
三越星ヶ丘店にて絵画展示販売
名古屋三越栄本店にて絵画展示販売
静岡伊勢丹にて絵画展示販売
北海道丸井今井札幌本店にて絵画展示販売
東京立川伊勢丹にて絵画展示販売
2021
自身のアトリエ店舗をOPEN
2022
KADOKAWA「オーバーロードⅣ」公認アーティストとしてメイキング動画、作品制作

近年の画歴

関西二紀 佳作賞,春季二紀展 新人選抜奨励賞,京展入選(3回),京都二紀 奨励賞(2回受賞),関西二紀 奨励賞(2回受賞),関西二紀 褒賞(2回受賞),関西二紀 関西二紀賞,二紀展 奨励賞,現創美術協会 奨励賞